「汝の敵を
愛しなさい。」主イエス・キリストの御言葉のなかで、最も解くのが難しいもののひとつでした。なにゆえ敵を
愛さなければならないのか。世の中にはさまざまな悪がはびこっています。戦争、無差別虐殺、テロ、殺人、性暴力、盗み、詐称、犯罪。これらのものを見るのに憤りや怒りさえ感じます。それなのに何故!
…。
主の真意を知るのに、一体何ヶ月いや何年かかったことでしょうか。…その者達の立場にたって、彼らの視点でみると別の真実が浮かび上がってきます。彼らとて初めからすき好んでそのような者になったわけではありません。生活環境や育ち、国家や
愛国精神の為、彼らの信じる教理、お互い認められない壁、幸せになれなかった彼らの人生、歪められた
愛。それらの結末が果てしない因果を結び、このような事態になってしまったのです。
ですから全てにおいて彼らが生まれた時、はじめから悪者であったわけではありません。我々の出来ることは彼らが心を開いて、自らの罪を悔い改めるのを待つしかありません。主は寛大な御心で彼らを赦します。あなたがたが立ち返るのをずっと待っています。ゆえに「汝の敵を
愛しなさい。」